思い出の大学院
こんにちは。院長の宮田です。
紫陽花が色鮮やかに咲く季節となりました今日この頃、お元気でお過ごしでしょうか。
2002年から2006年までお世話になった御茶ノ水の日本大学歯学部大学院が建て替えとなりました。
私は、歯の神経細胞である歯髄細胞を用いた研究をしていました。9時から17時までは大学病院で診療、17時から研究という生活でした。研究が終わるのは大体22時で、その後に先輩や後輩と飲みにいったりして、帰宅すると24時は過ぎていることが多かったです。
今では到底まねできない多忙な日々でした。細胞培養は毎日、培養液を交換する必要がありますので、日曜日も出向くことが当たり前でした。
指導者の先生は大変厳しい方でしたが、医学にとって重要な「自然科学とは何か?」ということを学ばせてくださいました。
仮説を立てて実験する。
結果を踏まえて考察する。
結果が仮説と違った場合は何が考えられるのか。
当時は、歯科治療とは関係ないと思っていましたが、今では治療するにあたって大学院での「考える」経験が非常に役に立っております。その先生は、残念ながら一昨年の12月に60代の若さでお亡くなりになりましたが、感謝の言葉しかありません。
「校舎が建て替えになるわよ」とご指導いただいた、もう一人の先生から連絡があり大学院に駆けつけました。
既に少し場所を移して綺麗な新校舎も建てられていましたが、古い校舎を見ながら昔話にも花が咲き当時の光景が懐かしく蘇りました。
と同時に、今後とも大学院での経験を忘れずに日々の診療と向かい合いたいと改めて感じました。
歯の寿命が縮まる!?ストレスによる食いしばり
こんにちは。院長の宮田です。
6月といえば、ジューンブライドの季節ですね。
近頃はコロナの影響で
少人数結婚式やウェディングフォトなど、
さまざまな選択肢が増えているようです。
コロナでストレスが増えがちですが、
こうした新しい形でもハッピーなイベントが
開催されるのはとても喜ばしいことだと思います。
さて、ストレスと言えば、
心身にも悪影響を及ぼしますが
その影響は「歯」にも及びます。
その代表的なものが「食いしばり」です。
■食いしばりで歯を失うかも !?
食いしばりとは、
上下の歯を強い力で
噛みしめるクセのことを指します。
歯やあごの骨などに大きな負担がかかり、
長期間続けていると
歯の寿命はどんどん縮まっていきます。
歯を失わないためには、
早めに自覚して
改善することが大切です。
しかし、「食いしばり」は
睡眠時や集中しているときなどに起きやすく
自覚が無いまま行っている方がほとんどです。
そこでまずは、
次のセルフチェックをしてみてください!
□ むし歯もないのに歯がしみる
□ 「つめもの」や「かぶせもの」がよく取れる
□ 集中している時に歯を噛み締めている
□ ヒビが入っている歯や欠けている歯がある
□ 歯の先端がすり減って平らになっている
□ 歯の根元が削れている
□ 頬の内側や舌に圧痕(歯形など)が残っている
1つでも当てはまる方は
食いしばりをしている可能性があるので、
原因を取り除くなど、
クセを改善するようにしましょう!
■食いしばりの原因は「ストレス 」?
冒頭でも触れたように、
食いしばりをしてしまう
大きな原因のひとつがストレスです。
仕事に育児、人間関係…と、
人は生きていくうえで
さまざまなストレスを抱えているもの。
そんなストレスを
食いしばりによって解消している
ともいわれています。
また、ストレスだけではなく、
かみ合わせなどが原因となることもあります。
いずれにせよ、
放置しておくのは大変キケンです。
■食いしばり による悪影響
食いしばりを続けていると、
・歯のひび割れ
・知覚過敏
・頭痛、肩こり、耳鳴り
・あごの痛み
・歯周病の悪化
など、さまざまな悪影響を及ぼします。
なかでも、
「歯のひび割れ」や「歯周病の悪化」は、
最悪の場合、
歯を失ってしまう可能性がありますので、
食いしばりを放置してしまわないよう
よくご注意ください。
食いしばりで歯を失わないためには、
意識してやめることが重要です。
また、注意していても、
「無意識なので食いしばりが治らない…」という方には
マウスピースを使って歯と歯ぐきを守る、
という治療法もあります。
「食いしばりくらい大丈夫」
と放置せず、ぜひお早めにご相談ください。
中央歯科医院
〒367-0041 埼玉県本庄市駅南2-15-3
TEL:0495-21-1807
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