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脳卒中と心筋梗塞リスクが◯倍!?お口の病気の恐怖

2025年2月4日 (火) 16:37

こんにちは、院長の宮田です。

寒い日が続く冬場は、脳卒中や心筋梗塞のリスクが高まる時期です。暖かい室内から冷たい外気に触れる際や入浴など、急激な温度変化で血圧が大きく変動する「ヒートショック」がその主な原因のひとつとされています。

 

 

 

ヒートショックを防ぐには入浴前にシャワーで給湯し、蒸気で浴室全体を温めたり、外気温が比較的高い日没前に入浴したりすることなどが効果的です。

 

実はヒートショック以外に、お口の不健康が脳卒中や心筋梗塞といった命に関わる病気に繋がってしまう可能性があることをご存じでしょうか。

 

 

 

 

 驚きの研究結果!脳卒中のリスクが約3倍に

脳卒中や心筋梗塞といえば、高血圧や糖尿病、高コレステロール血症といった生活習慣病がその原因として広く知られています。しかし、近年の研究では歯周病がこれらの病気のリスクを高めることが明らかになってきました。

 

実際にある研究では、心筋梗塞で亡くなった方の心臓を調べたところ、「血管の中から歯周病菌が発見された」と報告されています。さらに別の研究では、歯周病のある人はそうでない人と比べて、「脳卒中のリスクが約3倍、心筋梗塞のリスクが約2倍も高くなる」ことがわかっています。

 

 

 

 

 

 歯周病が脳卒中・心筋梗塞を引き起こす理由

ではなぜ、お口の病気であるはずの歯周病が脳や心臓の病気を引き起こしてしまうのでしょうか。

 

歯周病が進行すると、傷ついた歯ぐきから歯周病菌が侵入し、血管を通って全身へ行き渡ります。

 

 

 

近年の研究で、これらの歯周病菌が血管の壁を傷つけるほか、血液が固まってできる「血栓(血のかたまり)」を作りやすくすることがわかっています。これにより、脳や心臓の細い血管が詰まりやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こすリスクが高まってしまうわけです。

 

 

 

 

 今日からできる!命を守る歯周病予防

歯周病はこのほかにも、糖尿病や肝臓病、認知症、肺炎など全身のさまざまな病気の発症や進行に影響を与えることがわかっています。にもかかわらず自覚症状に乏しく、気づかないうちに進行してしまうケースが少なくありません。

 

 

 

毎日のセルフケアで予防することももちろん大切ですが、早期発見に努めることも、歯周病を進行させないうえでは非常に重要です。

 

 

歯科医院での定期的なチェックを習慣にすることは歯周病のリスクを減らすだけでなく、脳卒中や心筋梗塞など命に関わる病気を未然に防ぐことにもつながります。歯周病予防で命を守る第一歩を私たちと一緒に踏み出しましょう。

 



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