見た目だけじゃない!歯並びの重要性
あけましておめでとうございます!院長の宮田です。
突然ですが、
皆さんの今年の「初笑い」はなんでしたか?
「笑う門には福きたる」という言葉もあるように、
いつもにこやかに笑っている人のもとには、
自然と幸運が舞い込み、健康にもいい
といわれています。
皆さんにとって2022年が、
笑顔と幸運に満ちた素晴らしい一年となることを
スタッフ一同願っております!
さて、そんな笑顔を素敵な印象にするために
欠かせないものといえば、
やはり歯並び。
整った歯並びは清潔感や上品さといった
好印象を与えてくれるという調査結果もあります。
しかし!
歯並びが悪い場合に影響を受けるのは
なにも見た目の印象だけではないのです。
そこで今回は「悪い歯並び」がもたらす
悪影響についてご紹介させていただきます。
■「悪い歯並び」とはどんな状態?
皆さんは「悪い歯並び」と聞くと
どのような歯をイメージしますか?
実は、ひとくちに悪い歯並びといっても
いくつか種類があり、
主に
・上顎前突(じょうがくぜんとつ)
・下顎前突(かがくぜんとつ)
・叢生(そうせい)
という3つの種類に分けることができます。
上顎前突とは、いわゆる「出っ歯」のことで、
上の前歯が前方に突き出ている状態です。
下顎前突は下の前歯が前方に出ている状態で、
「受け口」とも言われています。
そして3つ目の叢生は
デコボコに乱れた歯並びのこと。
別名「乱ぐい歯」とも呼ばれています。
ちなみに、
犬歯が前に飛び出した「八重歯」も叢生のひとつ。
日本では小さなキバのようで
「かわいい」と言われることもありますが、
医学的観点からすると、
実はあまり好ましい歯並びとはいえません。
これらの歯並びの方は、
見た目を気にされている方がほとんどです。
しかし、「悪い歯並び」がもたらすのは
最初に申し上げた通り、
見た目に関する悪影響だけではありません。
■悪い歯並びがもたらすお口への影響
皆さんに特に気をつけていただきたいのが
歯を失う2大原因である
「むし歯」と「歯周病」。
実は、これらの疾患は
日頃のセルフケアでしっかり予防をして
定期検診で早期発見することで、
治療が必要になる前に対処することができます。
ところが、
歯並びが悪いと隅々まで歯ブラシが届きにくく、
磨き残しが生まれやすいため、
セルフケア自体が難しくなります。
磨き残しが増えると、
むし歯や歯周病の原因菌が活発になる
原因を作ってしまうことになります。
そこで私たちがお勧めしたいのが、
『タフトブラシ』という
ヘッドの小さな歯ブラシ。
通常の歯ブラシが
複数の毛束を数列並べて作られているのに対して、
タフトブラシはひとつの毛束で作られています。
その特徴から、
通常の歯ブラシでは届かないような
奥まった部分まで磨くことができるため、
歯並びが乱れている箇所には最適
というわけなのです!
ちなみに、
タフトブラシは歯並びが悪くない方でも、
歯と歯の間や親知らず、
矯正中の歯などにも効果的なので、
ぜひ一度、
毎日のセルフケアに取り入れてみてください。
■歯並び(かみ合わせ)がもたらす悪影響は
身体以外にも…
本来であれば、
食べものはお口の中で細かく噛み砕かれ、
消化されやすい状態で胃腸に送られます。
しかし、かみ合わせが悪いと
食べものを噛んでもほとんど固形の状態だったり、
そもそも上手く噛めなかったりするため、
胃腸などの消化器官に負担がかかり、
胃もたれや消化不良の原因となります。
さらに!
悪影響が及ぶのは
身体だけではありません。
歯並びが悪いと、
・歯の隙間から息が漏れる
・舌や唇の動きが制限される
といった理由から
正しい発音が難しくなります。
発音が不明瞭だと、何度も聞き返されたり
指摘されたりすることがストレスとなり
「話すこと自体が苦痛になってしまう」
という方も少なくありません。
つまり、歯並びが悪いと
身体はもちろん、
心にも悪影響を与える可能性があるのです。
歯並びが悪いからといって、
必ずしも矯正が必要というわけではありませんが、
健康面や精神面において、
日常生活に支障をきたしている場合には、
歯科医院にご相談されることをおすすめします。
皆さまが思いっきり笑えるお手伝いができるように、
本年もスタッフ一同努めて参りますので、
よろしくお願いいたします!
中央歯科医院
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